詩 『 別離 』
詩集 別離
       恐ろしい呪文を聞いたように
       呪文の意味は分からないのに
       何かそら恐ろしい感覚
       告げられた呪文 それは別離
       
       遠い海鳴りを聞いたように
       海鳴りの声も知らないのに
       なぜだか募る悲愁の思い
       聞いた海鳴り それは別離
       
       辞書にあるはずと引いてはみるが
       その意味は見つからず
       大海にあるはずと臨んではみるが
       その声は聴こえもせず
       
       ただこころに残る愁思
       夜毎見るはずのその愁夢
       なぜ どうしてと
       早過ぎる別離にこころは戸惑うばかり
       
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by dreaming_star | 2004-08-27 22:46 |
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