詩 『 小高い丘の上 』
いつか住みたい理想の住まいは?


小高い丘の上
あるのは
一軒家
他には何も
なーんにも
ない

家もなければ
街路もなく
車も
騒音も
人影も
どこにも
なんにも
ない

小高い丘の上
あるのは
一軒家
他には何も
なーんにも
ない

何もない中に
あるものはあり
都会の日常に
慣れきった者には
なんにも
ない
ように
見えるだけ

小高い丘の上
あるのは
一軒家
眼を向けると
たくさんのものが
見えてくる

広大な丘に
広がる青い空
雲は見る間に形を変え
羽ばたかずとも舞う鳥
夕暮れが
陰影をつけ始め
静寂の中に
回想の世界を創り出す

小高い丘の上
あるのは
一軒家
ここには
心休める場所が
ある

朝には
透明な光が射し
この小高い丘の上
夜空を見上ると
降るような
満天の
星空に
出合える

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by dreaming_star | 2004-03-21 23:26 | 詩の目次1-100
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