雪舟の墨画が新たに国宝に指定。

 文化審議会(高階秀爾会長)は19日、国宝と重要文化財の新たな指定を河村文部科学相に答申した。国宝は、雪舟筆 紙本墨画淡彩 慧可断臂図(しほんぼくがたんさいえかだんぴず)(愛知県常滑市・斉年寺)▽絹本著色(けんぽんちゃくしょく)五大尊像(岐阜県大野町・来振寺)▽金色堂堂内諸像・天蓋(てんがい)(岩手県平泉町・金色院)▽奈良県藤ノ木古墳出土品(文化庁)の4件。

雪舟の現存する作品のうちで国宝となっている5点の作品(下記参照)は、すべて山水画でした。今回、人物画としての『慧可断臂図』が国宝に指定されることにより、雪舟の個性的な画風が認められただけではなく、僧侶としての雪舟が思い描いた達磨の思想が認められたということになるのではないでしょうか。

  1. 『天橋立図』(国宝) - 京都国立博物館
  2. 『四季山水図巻(山水長巻)』(国宝、1486年) - 毛利博物館, 山口県
  3. 『秋冬山水図』(国宝) - 東京国立博物館
  4. 『破墨山水図』(国宝, 1495年) - 東京国立博物館
  5. 『山水図』(国宝)

 2002年4月、没後500年特別展「雪舟」を観に行きました。50年ぶりの大回顧展ということもあり、館内は入館制限をするほどの人でした。この『慧可断臂図』も展示してありました。もう少しゆとりがあれば、じっくり観れたのにと思うと悔やまれてなりません。国宝となるとさらにお眼にかかることが出来なくなりますからね。

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by dreaming_star | 2004-03-20 09:05 | 日記
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