盆提灯
盆提灯に少し興味がありましたので調べてみました。

■盆提灯の由来

 盆という言葉は、インドの古い言葉である梵語(サンスクリット語)のウランバナを漢字に写した盂蘭盆(うらぼん)の最後の一字をとったものです。
ウランバナは、倒懸と訳され、さかさまにぶらさげられるほどの苦しみを意味しています。
お盆とは、死後の世界で餓鬼道に落ちた私たちの先祖が成仏しないで苦しんでいるのを救いたいと願う心から生まれた行事です。
お盆は宗派、地方によって違いますが、一般的に十三日に迎え火をたき、十六日に送り火をたきます。そして各家庭では精霊棚(祭壇)と呼ばれるご先祖をお迎えする場所をこしらえて、様々なお供えをし、僧侶に棚経という読経をしていただくことです。

 中国では、お盆に元・明時代から。日本では文献の上で鎌倉時代の「明月記」に寛喜二年(1230年)七月十四日から提灯が飾られていたようです。
江戸時代に入って仏壇や提灯を飾るお盆行事が僧侶や信仰心の厚い武家、貴族によって一般に普及しました。

■盆提灯の種類

 大内行灯(あんどん)・廻転灯・住吉提灯・御殿丸・御所提灯・お迎え提灯・清閑灯・切子灯籠・変形提灯などがあります。

 提灯は、祭壇、仏壇を中心に左右同じように飾ります。迎え提灯は軒先に吊るし、雨の日は室内に入れ、カーテンを少し開けて吊るします。
初盆には無地で白木地の盆提灯を使うことが一般的でしたが、最近では初盆の時には家紋の入った提灯が多くなりました。大内行灯(足の付いた型)を1対と、吊り下げ提灯1個を飾ります。

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by dreaming_star | 2004-08-13 21:56 | その他いろいろ
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