詩 『 くしゃくしゃ 』
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       ぼくはぶきっちょ
       とってもぶきっちょ
       だから
       ぼくの作った紙飛行機は
       一度も飛んだ試しがない
       鶴を折っても
       みんなから
       なにこれー
       と言われ
       ぼくは
       口をとんがらがして
       つる
       と言って
       羽を広げ
       ぱたぱたとやって見せると
       ようやく
       折り鶴だと
       分かって貰えるくらい
       くしゃくしゃらしい
       そのぶきっちょのぼくが
       折りバラなんぞ
       折ってみようなんて
       思ったのが間違いの元だ
       きみの指が
       くるくるっと
       折り紙を回し折り
       手の中で
       くしゃくしゃっと
       丸めると
       ひょひょいっと
       出来上がる折りバラ
       ぼくも出来ると
       思うじゃないか
       くしゃくしゃ
       くしゃくしゃ
       折り紙
       髪の毛
       あたまんなか
       顔までも
       くしゃくしゃ
       くしゃくしゃ
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by dreaming_star | 2004-08-08 22:49 |
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