詩 『 楠 』

       もし君が
       突然の雨に足止めされているのなら
       僕の下で休んでいきませんか?
       
       僕が大きな木の下で雨宿りしたように
       君の傘になりたいから
       
       もし君が
       眠れない夜を見つめているのなら
       僕の所に来てみませんか?
       
       子供の頃母さんが歌ってくれた歌を
       君にも聞いて欲しいから
       
       もし君が
       誰かの言葉に傷ついているのなら
       空の絵を一緒に描きませんか?
       
       星の絵を夜空いっぱいに
       君にも描いて欲しいから
       
       もし君が
       哀しくて泣いているのなら
       その涙を僕にくれませんか?
       
       僕の心が君の涙を吸収し
       その瞳で微笑んで欲しいから
       
       僕は楠
       赤いアーチのある公園にいます
       君が僕の所に来てくれるのを
       いつも楽しみにしていますよ
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by dreaming_star | 2004-03-12 23:59 | 詩の目次1-100
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