詩 『 朝顔 』
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                     いつになく今朝の陽は眩しい
                     降り来る雨が昨夜のうちに
                     うす紫色の研ぎ澄まされた空に
                     密かに塗り替えたのだろう
                     
                     仰視など出来ないぼくを尻眼に
                     透き通るあおい花が咲いている
                     瑠璃色に輝く葉脈は雨滴を飲み込み
                     見入るように今朝の陽を見つめている
                     
                     仰ぎ見る空が青いからなのか
                     咲き誇る花は今朝の空に似ていて
                     一点の曇りもなく透き通るあおい色をしている
                     
                     寄り添い声を顰め囁きあい
                     いつになく眩しい今朝の陽にも
                     満面の笑みを携えてその花は答えている
                     
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by dreaming_star | 2004-07-05 21:48 |
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