詩 『 初夏の雨 』

       傘も差さずにサンダル履きで
       灯らぬ街灯の下きみは佇んでいる
       頬伝う雨 拭おうともせず
       泣き止まぬ夜空を見上げる
       
       待人の足音が雨音に消されぬかと
       通りを人が過ぎるたび振り向いては
       来ぬ人の姿を探し見渡し
       またひとつ ふぅとため息をつく
       
       あぁ、降る雨の無情なことよ
       あの日吹いた初夏の風が
       夜雨に吹き荒れ泣いている
       
       あぁ、降る雨の無粋なことよ
       真夏のような熱い風が
       夜雨に打たれ泣き濡れている
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by dreaming_star | 2004-06-24 21:50 |
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