詩 『 太陽さん 』

       太陽さん
       お前さんに黒いほくろがあるのは
       どこかのお偉い学者さんが発見してから
       今では誰でも承知のことなんだが
       お前さんに金のほくろまであるなんぞ
       ぼくは今のいままで知らなかったのさ
       それが昨日
       130年ぶりに見られると言うんで
       ぼくは始終お前さんを待ち構えていたんだぞ
       なのにお前さんはちっとも顔を見せない
       遂に昨日は一度も
       僕に姿を見せてくれなかったよな
       
       太陽さん
       お前さんはほんとに気まぐれだよな
       笑っていたと思うと、急に泣き出したり
       泣いていたかと思うと、急に怒り出したり
       怒っていたかと思うと、また笑い出したり
       ほんと気まぐれで、百面相のように
       ころころころころ顔色を変えるよな
       時には機嫌のいい顔でずっと居てくれよな
       次におまえさんの金のほくろが見られるのは
       2012年6月6日だから
       それまでにお前さんのその気まぐれを直して
       ずっと機嫌のいい顔を見せてくれよな
       
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by dreaming_star | 2004-06-09 22:22 |
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