詩 『 花火の上がる前 』

       入梅間近の暑い夜
       あなたに見せたいものがある
       そう言うきみに連れられて
       やって来たのは防波堤
       
       昼間の日差しはとうに消え
       冷たい潮風吹き上げて
       寒いねと言うきみの声
       二人の距離を近寄せる
       
       きみの作ったおにぎりに
       尻をもぞもぞ掻いた手を
       伸ばしかけては引っ込めて
       ぼくは右足ぶーらぶら
       
       話すきっかけつかめずに
       子どものようにもじもじし
       ようやく話せたひとことは
       打ち上げ花火、まだかなぁ


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昨日、投稿が出来なかったので
翌日の投稿になってしまいました。
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by dreaming_star | 2004-06-04 06:29 |
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