詩 『 夜の風 』

       あおい楠が眼に沁みるから
       そう言って笑うのはお止しなさい
       月明かりのない風の日ならば
       なおさらのこと
       
       抱えきれない想いは
       夜の風のなかへ捨ておしまいなさい
       届かぬ想いならば
       なおさらのこと
       
       夜の風は
       あなたの肩をそっと抱き
       潤む瞳を拭ってくれるでしょう
       
       夜の風は
       あなたの想いを吸い寄せ
       冷風となり吹き去ってゆくでしょう
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by dreaming_star | 2004-05-28 21:46 |
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