詩 『 朝 』
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     夜の海を映す空
     黒雲は形を変えるものの
     その場所からいっこうに
     動こうとはしない
     
     潤む瞳を映す空
     残すは頬ばかりだと言うのに
     僕のもとからいっこうに
     去ろうともしない
     
     雄大な空に
     音のしないサイレンが鳴り響く
     僕の足下を震わせて
     
     雲間から差し込む光明が
     薄汚れた言葉を飲み込んでいく
     頬についた涙も拭い
     
     
     
     
     

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by dreaming_star | 2004-05-18 22:35 |
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