詩 『 記憶の記録 』

       ひとの記憶と言うものは
       とかく偏りがちなものである
       ひとの小さな脳に緻密に組み込まれた思考回路
       この思考回路が最も重要だと識別するもの
       それがひとの記憶に大きな影響を与えている
       
       ひとは
       物質的生物的存在である身体と
       理性や知識などの精神と
       喜怒哀楽でありエネルギーの源である感情
       によって構成されている
       
       ひとにより多少の差があり一概には言えないが
       身体と精神と感情
       それらのうちのどれを
       ひとの思考回路が重視するかによって
       脳に記憶せよという指令が変わり
       記録される記憶も変わる
       
       頭から足まで
       ひとのからだ本体、肉体を重視するひとは身体が
       心、たましい
       精神を重視するひとは理念が
       物事に感じて起こる気持ち
       感情を重視するひとは喜怒哀楽や好悪が
       それらが脳に出された指令に対し
       大きな影響を与え記憶される
       
       身体と精神と感情
       自分の脳はどれを最も重視しているだろう
       考えてもすぐには浮んでこない
       そこで自分がよく出合う
       デジャヴュ(既視感)する時の光景を思い出してみる
       
       脳に刻まれた記憶は
       ある影響により記録されている
       身体と精神と感情
       どれか一つ
       その多大な影響によって
       ひとそれぞれ
       こころに
       思い出として記録され続けている
       
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by dreaming_star | 2004-05-02 23:46 |
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