詩 『 鏡 』
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     夕日は映す
     その姿を海面に
     今日という日の証を
     海の鏡に映し出すように
             
     
     連なる山の遥か向こう
     その姿を隠しながらも
     炎光色の衣装を身に纏い
     ゆらりゆらりと歩いてくる
     
     
     海面は知っているのか
     先程までの帰流を止め
     底から取り出した鏡を夕日に手向け
     
     
     ひらりと身を翻す夕日
     元来た道を辿りながら消えて行く
     思いだけを海の鏡に映して




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by dreaming_star | 2004-05-01 23:23 |
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