詩 『 ゆったりとした時間 』

       カーテンのすき間から射し込む一筋の光
       子猫のように丸く縮まった肢体をぐぅーっと伸ばし
       まだ朧気な視野のまま冷たい外気の漂うベランダに
       パジャマ姿にサンダル履きで出る
       
       今朝もやって来た早起きの小鳥たち僕らは微笑みあいさつを交わす
       手にしたひとちぎりのパンを小鳥たちの群れの方へ放ると
       駆け寄る小鳥たちの群れは賑やかにおしゃべりを始める
       おしゃべり好きな小鳥たちとの時間はゆったりと過ぎていく
       
       見上げる空には青が広がり時折流れてくる雲は羽の形をしている
       風の流れに逆らい上昇し形を変えてゆく姿は羽ばたいているよう
       朝日に照らされ温かみを帯びた空気の中をすぅーっと流れる風
       そのまま雲のもとへ飛んで行けそうなそんな北風が背を押す
       
       いつの間にか真上を照らす朝日は真夏のような顔をして
       いつまでもこんな格好でいる僕を見ては眩しそうに笑っている
       
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by dreaming_star | 2004-04-19 21:32 | 詩の目次1-100
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