詩 『 師走 』

       十二月と言うと
       なにかしら
       忙しない気持ちになる
       それは
       月の別名
       「師走」という
       呼び名から
       来ているのであろう
       
       昔から
       十二月は
       僧侶が走る月であった
       先祖供養のため
       家に僧侶を招き
       お経をあげてもらうという
       風習があったからだ
       家々を走り回る
       その僧侶の姿から
       十二月は師(僧)が走る月
       「師走」
       と言われるようになった
       
       師(僧)が走る月
       十二月がやって来た
       僧侶は走り回り
       家も忙しなくなる
       
       窓辺でのんびりのほほんと
       日向ぼっこしていたぼくも
       ようやく重い腰を上げる気になる

       「よっこらしょ」

       師走がぼくの背を押した
       
詩集 師走
[PR]
by dreaming_star | 2004-12-01 23:38 |
<< ちょこっと気になる今日のニュース ちょこっと気になる今日のニュース >>