詩 『 干潮 』

       吹き上げる海風
       ほのかな潮の香り
       夕日の影だけが
       海面に伸びていく
       
       潮風が止み
       潮音が止み
       満たされた砂辺に
       潮干が戻り始める
       
       防波堤の上
       佇む足下の潮流は
       静かに大海に戻っていく
       
       後ろに引っ張られ
       海奥底に引き込まれるような
       錯覚を起こしながら
       
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by dreaming_star | 2004-04-04 23:55 | 詩の目次1-100
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