詩 『 ぼくがきみにしてやれること 』
詩集 ぼくがきみにしてやれること 写真 のらねこ『 モコちゃん 』
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       成長するに連れ
       大人びた表情を見せるきみ
       ぼくを見つめる真っ直ぐな瞳に
       身も蕩けるような視線を返すのが
       いまのぼくには精一杯
       
       きみの背を撫で
       ほつれた毛をほぐすぼくの指
       指に絡まるように身を委ねるきみに
       愛おしさを愛撫で示すのが
       いまのぼくには精一杯
       
       そんなぼくをきみは
       誰かに貰ったお魚を口に咥え
       ニャオーンと言いながら
       追いかけてきてくれる
       
       そんなきみをぼくは
       お魚の変わりに愛情で
       こころを満たして上げることしか
       いまのぼくには出来ない
       
       きみはいま
       家族の愛情に育まれ
       見よう見まねで
       野生というものを学んでいる
       
       きみがいま
       一番望むことを考えると
       ぼくがきみにしてやれるのは
       きみの成長を見守っていること
       それが
       ぼくがきみにしてやれる
       一番のことなんだと思うのさ
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by dreaming_star | 2004-11-06 23:48 |
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