詩 『 あたまの中のわたがし雲 』

       ふわーん ふわーん
       雲が浮んでいる
       ふわふわのわたがし雲が
       ぼくのあたまの中を流れてゆく
       
       おーい おーい
       雲が呼んでいる
       耳を包むオブラーゼに跳ね返され
       雲の声があたまの中にこだまする
       
       ふわわん ふわわん
       なんだかとってもいい気持ち
       あたまの中のわたがし雲が
       にょきにょきっと手を伸ばして
       ぼくをやさしく抱いてくれる
       
       ふうわり ふうわり
       なんだかとっても心地いい
       あたまの中の雲の声は
       子どもの頃よく聞いた母さんの歌声のように
       ぼくを安らかな眠りに誘ってくれる
詩集 あたまの中のわたがし雲
[PR]
by dreaming_star | 2004-11-04 22:42 |
<< のらねこ物語156 『 ねこの手 』 詩 『 風邪の初期症状 』 >>