詩 『 少年と鳩 』
       
       光のオブジェの前
       少年たちが遊んでいる
       何かの儀式のように
       摘んできた野の花を
       道に振り撒き敷き詰めている
       
       昼間の光のオブジェの前
       鳩と少年が笑ってる
       秘密を知り合った友のように
       小さな顔と顔くっつけて
       内緒の話しているね
       
       一羽、二羽、
       少年の小さな魔法にかけられて
       鳩たちは空をロンドに舞いやって来る
       
       光のオブジェに
       噴水から沸き上げ反射した虹のように
       鳩たちと少年の笑い声が広がっている
       
       飛沫く虹に、無邪気な少年の声、
       あどけない仕草に魅せられて
       少年の小さな手の魔法にかけられて
       空からやって来くる鳩たちは
       ロンドに光の中に舞い降りる
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by dreaming_star | 2004-04-02 22:13 | 詩の目次1-100
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