詩 『 ヒイラギの花 』
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       ヒイラギは
       葉の周りに刺を持つ
       そんな刺々しい
       ヒイラギの木も
       花を咲かせる
       
       晩秋から初冬にかけ
       ヒイラギは花を咲かせる
       白い四弁の小さな花を
       花の形は
       キンモクセイに似ていて
       芳しい香りを放ちもする
       
       ぼくは
       ヒイラギの花の散りゆく姿に
       白昼夢にまどろむ子どものように
       ふうわり ふうわりと
       ヒイラギの花の甘い香りに包まれ
       あまい あまい夢を見る
       
       ぼくは
       ヒイラギの花に導かれ
       現世から夢へと心行くまで
       ふうわり ふうわりと
       ヒイラギの棘に守られて
       しっかりと 確かにこの目に夢を見る
       
詩集 ヒイラギの花
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by dreaming_star | 2004-10-24 23:23 |
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