詩 『 明星 』

       朝だよ
       きみの朝だよ
       さぁ
       これから
       きみの朝が始まるよ
       
       今日一日
       きみは
       何を見つめ
       何を聞き
       どんな匂いを嗅ぎ
       どんな言葉を囁くのだろう
       
       今日一日
       きみは
       何を思い
       何を感じ
       どんなことに思い悩み
       どんなことに考えあぐねるのだろう
       
       きみのこころの中には
       いつも悲しみがある
       ぼくは
       そんなきみのことを思いながら
       静かに始まる朝の前
       ひととき輝いて
       きみのことを見つめている
       
       朝だよ
       きみの朝だよ
       さぁ
       これから
       きみの朝が始まるよ
       
       ぼくが姿を消してしまっても
       朝はきっと
       きみを迎えに来る
       悲しみなんか捨てて
       今日という日の眩い光に
       導かれて行けばいいのさ
       
       きみは
       その光に導かれ
       進んで行くだけで
       しあわせになれるのさ
詩集 明星
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by dreaming_star | 2004-10-23 20:15 |
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