詩 『 十五夜 』

       夜
       雨音を聞きながら
       今夜見るはずだった
       月影を眺める
       
       雨
       無情にも降り止まず
       雨足を強めるばかりで
       影さえも見えず
       
       音
       五感を研ぎ澄ましても
       聴く雨音は
       雑念を増すばかり
       
       無
       月夜半分闇夜半分
       十五夜の雨が
       世情を映す

詩集 十五夜
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by dreaming_star | 2004-09-28 21:29 |
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