詩 『 こころ 』

       もしも一つだけ
       望みが叶えられるとしたら
       ぼくは
       やさしいこころになりたい
       
       誰かから与えられるものではなく
       他の人から奪ったものでもなく
       ロウソクの明かりを灯したような
       そっと灯るやさしいこころになりたい
       
       憎しみや怒りが心を蝕んでしまっても
       痛みに胸張り裂ける思いのときでも
       ぼくの好きな顔で受け入れられる
       そっと灯すやさしいこころに
       
       どんなにこころを引き裂かれても
       どんなにこころを蔑まれても
       怒りや苦しみを乗り越えられる
       ふっと灯るやさしいこころに
       
       もしも一つだけ
       望みが叶えられるとしたら
       ぼくは ぼくは
       やさしいこころになりたい
       
       誰をも傷つけることなく
       全てを受け止めることの出来る
       オブラーゼで包んだような
       柔らかくふわぁっと包み込む
       そんなこころになりたいと思う
詩集 こころ       
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by dreaming_star | 2004-09-19 21:04 |
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